フリーランスの報酬(mo)

結果を出すために必要な単価と業務量を設定する


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結果を出すために必要な「単価」と「業務量」を設定し、それに対しての「実績」をコンスタントに出していくことを意識していきましょう。

 

時給に対してお金が支払われる「派遣」とは異なり、フリーランスの「業務委託」では、成果物に対して報酬が支払われるのです。

 

フリーランスとして働くためには、しっかり「実績」と「信用」を積み重ねていくこと大切になります。「信用」というのは怖いもので、積み重ねるのは少しずつしか出来ませんが壊れる時はあっという間に壊れてしまうものなのです。

 

特に駆け出しのフリーランスの方は「とにかく沢山稼ごう!」と意気込んで、自分のキャパシティを超えた業務量を請け負ってしまったり、自分のスキルや実績に見合わない報酬を提示してしまったりすることがあるでしょう。

その結果、業務量がパンクしてしまったり、思うような成果を出すことができずクライアントからの信用を失ってしまうのです。

 

信用を失わないためにも自らを冷静に判断した上で適切な業務量、適切な報酬で業務にあたることです。また、気を付けていても自らの業務負荷がコントロールしきれなくなった時は、パンクする前にコミュニケーションを取って業務量や成果のハードルを調整してもらうことも必要になります。トラブルがあったときに誠実に対応し、対応を改めることが出来るかもクライアントとの信頼関係の形成に不可欠です。

 

また、一方で相場よりも安く報酬が設定されてしまうこともあります。もちろん、多少低い報酬でも実績(≒信用)を積み上げていくという意識は特に駆け出しの時には必要です。ですが報酬を相場よりあまりにも安く設定されている場合には注意しましょう。なぜなら一旦その報酬で契約が結ばれてしまうとクライアント側としては「報酬はこのくらいでも良いんだ」という感覚になり、そこからの報酬アップが難しくなる場合があるからです。

 

フリーランスになる前に会社員として同じような業務で実績を残していた場合は、その点もプレゼンしながら交渉を行いきましょう。また、固定で報酬をあげることが難しそうな場合は、

「固定費+アポ1件獲得●円」

「固定費+フォロワー数●件につき●円」

といったように、成果報酬を上手く組み合わせる方法がおすすめになります。

 

お互いにwin-winとなるような報酬の設定を心がけるようにしましょう。

 


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