資金が増える税務顧問(mo)

顧問税理士とは?

 

顧問税理士とは、一定期間において顧問契約を結んだ税理士のことになります。
税理士は、税法の専門家の立場から税務と会計のサポートすることです。
「税務代理」「税務書類の作成」「税務相談」の3つの業務は、税理士にしか許可されていない独占業務として法律で定められているのです。

 

① 記帳代行・サポート業務 

② 決算業務 

③ 税務申告業務・税務相談 

④ コンサルディング 

 

お金の出入りを帳簿に記帳し、年に一度決算書を作成します。
その決算書を基に税務申告書を作成し、税務署に提出するのが業務の大きな流れになります。

 

しかし、税理士は経理や税務業務の代行業者ではないのです。


会計・経理業務を自社で行えるようサポートをしたり、決算カウンセリングをすることで現在の事業・財務状況を明らかにし、どのようにすれば持続的に成長できる財務基盤の構築を実現できるかといった経営の根幹に関わる助言を行うのも顧問税理士の重要な仕事になっています。


顧問税理士とは、顧客企業の成長に合わせてビジネスをサポートする言わば「経営のパートナー」といった存在になります。

 

記帳代行・サポート業務
経理業務の重要なことは、毎日の記帳の積み重ねですが、特に創業間もない経営者にとっては非常に苦労する作業になります。
また、経営者・経理担当者含めて日常的な取引について、適正な会計処理や仕訳の仕方など正規の簿記(複式簿記)の原則に従って、正しく会計帳簿の作成をすることが困難といえるのです。
このような場合に、これらの記帳業務を税理士事務所にアウトソースすることを「記帳代行」、定期訪問などして指導・補助をすることを「サポート業務」といいます。
税理士事務所へ記帳代行・サポートを依頼することで、記帳~総勘定元帳や試算表が正しく作成することができるようになるでしょう。
決算業務
決算は、その時期における財産の状態や会計期間における損益を明確にすることを指しています。
決算(決算書作成業務)は大きな会社では会計部門を持ち処理を行い、税理士は補助的な役割として動くことが多いですが、一方で規模の小さい会社や個人事業主では税理士事務所へ依頼する会社がほとんどのようです。
株主などの利害関係者に開示する資料にもなりますので、税制は素人では難しい部分も多く、税理士事務所に依頼したほうが間違いありません。
税務申告業務・税務相談
決算報告書と同時に重要なのが税務申告になります。
確定した決算に基づき、法人税・法人事業税・法人住民税・個人事業所得税・消費税などの税額を確定し、税務申告書の作成及び税務官公署への提出をします。
これらの業務も、税理士事務所で代行することができるのです。
また、各租税に関する申請書・届出書等の作成や、税務調査が入った際の立会に関しても、税理士事務所で代行することができます。
コンサルティング
税理士事務所では、単に税金(納税額)を計算するだけでなく、適切な納税のために様々な情報提供を行ってくれる事務所もあるのです。
例えば、所得税法人税など、適用できるはずの控除を適用し忘れれば、多く税金を納めてしまうことになってしまいます。
一方で、決められたルールに基づいて正しく計算せずに、少ない金額で納税したり、納税自体を忘れてしまったりした場合には、あとから追徴などの罰則が科せられます。

税理士事務所ではこれらの税額控除の情報提供にはじまり、資金調達支援、事業計画策定の支援、利益率を上げていくためのアドバイス、相続・事業承継の支援など、事務所ごとの専門性を活かしながら様々なコンサルティングメニューを提供しているのです。